1年間での働きが評価 年俸が決められる

年俸制

プロ野球選手は1年間での働きを評価されて、年俸が支払われます。年俸制なので、シーズン中に調子を落とした場合や、大きな怪我をしてしまった場合にも、給料の変動はありません。しかし、そのシーズンで良い結果を残せなければ、減俸されるので、翌年の給料に影響を及ぼしてしまいます。

この年俸の査定は、球団の成績も影響してしまいます。球団を優勝に導いた場合や、昨年の成績よりも良くなった場合には、その働きを高く評価されるので、年俸が大幅にアップする可能性もあるでしょう。昨年よりも球団の成績が落ちてしまった場合には、マイナスの評価を受けるケースが多く、減俸される選手が増えやすいです。

選手によっては、年間でのノルマを与えられるケースがあります。例えば年間で100打点以上というノルマがある場合には、そのノルマを達成した分、金額が上乗せされます。

ホームゲームでの入場料や、球団グッズでの売り上げでも選手の年俸が変わる可能性があります。ファンが増加してホームゲームでの収入がアップした場合は、球団の金銭がアップしているので、その分選手に還元されるケースがあるでしょう。球団グッズに関しては、選手専用のグッズに対する売り上げが多ければ、その選手の年俸がアップしやすいです。