プロ野球 シーズン最多打点の記録保持者は誰?

日本プロ野球におけるシーズン最多本塁打はバレンティン、最多盗塁王は福本豊と通算最多記録を持つ選手は多くの人の記録に残っている名選手が多いです。しかし、そのような輝かしいシーズン最多記録保持者の中でも最多打点記録保持者がいったい誰なのでしょうか。日本プロ野球のシーズン最多打点は小鶴誠という選手です。初めて聞いたという方も多いでしょう。それもそのはず、小鶴選手は戦後すぐの時代に活躍された結構昔の選手で読売ジャイアンツに所属した経歴もないため、知らない方が多いのも無理はないかもしれません。

小鶴選手は中日や広島など5球団で活躍した選手で特に1950年には松竹ロビンス(現在のdenaベイスターズの源流の一つ)の水爆打線と呼ばれる強力打線の中心打者として日本初となる50本塁打達成、さらにシーズン最多打点に最多得点、最多塁打を記録した1950年代を代表するスター選手でした。特に当時のメジャーの大選手であるジョー・ディマジオに似ていたことから『和製ディマジオ』と呼ばれた逸話があります。あれから70年近く経ち、試合数も当時より増えているのにもかかわらずいまだこの記録を破れていないのを見ると小鶴選手がどれほど偉大な選手であるか知ることができます。